能登ソレイユプロジェクト
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能登ソレイユプロジェクト

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イベントについて

11月30日(日)、学生18名のチームで七尾市の田鶴浜体育館にて、体を動かす楽しさと食を通じた交流を大切にした企画「ごちそう運動会・100人カレー」を開催しました。当日は親子連れを中心に約50名の地元住民の方々にご参加いただき、会場は終始和やかで温かな雰囲気に包まれていました。

ごちそう運動会

事前準備では、年齢や体力に関係なく誰もが参加できるよう工夫を重ね、手遊び運動や玉入れなどの競技を考案しました。

当日は、競技が進むにつれて自然と声援や笑い声が広がり、子どもから大人まで世代を越えた交流が生まれ、参加者同士の距離が縮まっていく様子が印象的でした。また、初めて顔を合わせた方同士が声を掛け合い、協力し合う姿も多く見られ、笑顔の絶えない時間となりました。

100人カレー

昼食には、下野農園のサツマイモと、中島アグリファーム様の能登の新米を使った手作りカレーライスを用意しました。

参加者全員で同じ食事を囲むことで会話も自然と弾み、運動で温まった体とともに心までほっとするひとときを共有することができました。そして、食と運動を通じた交流は、地域のつながりを改めて感じる機会となり、学生にとっても人と人とをつなぐ場を作ることの大切さを学ぶ貴重な経験となりました。

まとめ

今回のボランティアは、私にとって初めての活動でした。ゼロから企画し、ほとんどが初対面のメンバーとの準備だったため、最初は緊張や不安が大きかったです。それでも、食材の準備や当日の運営を進める中で、互いに声を掛け合いながら役割を調整し、少しずつ進めていく感覚を共有できました。その過程で、自分一人では気付けないことやできないことも、チームとして動くことで形になる経験を得ました。

また、当日出会った子どもたちの明るさや、笑顔で迎えてくださる親御さん、復興に向けて積極的に動いているお年寄りの姿を見て、支援する側である自分たちよりも、現地の方々から学ぶことの方が多いと感じました。「助ける/助けられる」という単純な関係ではなく、関わることでこちらが受け取る力や視点が確かにあるということに気づきました。

今後の大学生活では、主体的に動いてみることを大切にしたいです。これまでは、自分から行動する機会が少なかったのですが、今回、何か行動してみることでたくさんの経験が得られ、学べる機会が増えることを実感しました。この姿勢を、学内の活動や授業での取り組みにも少しずつ活かしていきたいと思います。

人文学部国際文化学科3年次 T.N 富山県立福岡高等学校出身

名称 :ごちそう運動会・100人カレー
開催日:2025年11月30日(日)10:30~13:00頃まで
会場 :七尾市立田鶴浜体育館
住所 :石川県七尾市田鶴浜町144
URL:金沢星稜大学ソレイユプロジェクト 公式Instagram
https://www.instagram.com/soleil_seiryo/

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