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こんにちは、ishimo事務局です。今回は2月26日に開催された「Meet up! ishimo in 金沢 彩の庭ホテル」のイベントレポートをお届けします。学生が本気で考えた“今だからこそ行きたい能登の旅”とは——?

金沢駅から車で5分。おしゃれなたたずまいのホテルが今回の会場です!

ホテルって泊まるだけじゃない!?

会場となった金沢彩の庭ホテルは、もともとコンクリートや砂利など、建設に必要な材料をつくる高田産業の工場があった場所です。10年前、工場移転に伴いオープンしたこのホテルには、県内ゆかりの作家の作品を展示した「工芸回廊」や、ギャラリースペースがあります。

 「ここは我が家、金沢の別邸。」がコンセプト。「美食の街」金沢を自由に楽しんでもらいたいという思いから、あえて夕食は提供せず、朝食でのおもてなしにこだわっています。近年は、じゃらんや楽天トラベルのランキングでも上位にランクインする人気ホテルです。また、グループ会社と連携し、宿泊者限定の工芸体験や、兼六園・21世紀美術館・ひがし茶屋街をラグジュアリーバス「彩の風」で巡るツアーも実施しています。

 「ホテルって泊まるだけじゃない。地域に根ざした活動で交流の輪を広げ、石川の関係人口を増やしていきたい」

 スペシャルトークゲストとして登壇した金沢彩の庭ホテルの髙田恒平代表は、そう熱い思いを語ります。能登半島地震が発生した2024年には、被災した高校生を積極的に受け入れ、この日イベントが行われた朝食会場を「学習場所」として提供しました。その後、「志望大学に合格しました!」という感謝のメッセージが次々と届いたことは、忘れられない出来事だったと語ります。

被災したブドウ農家と試練を乗り越えて生まれた2024年産のワイン「TSUMUGI」を紹介しながら、「いろんなことに挑戦して取り組んでほしい。そしていつか、石川に貢献する仕事で一緒に働く機会があるといいですね」と激励してくれました。

能登の農家とつくった震災を乗り越えて
誕生した2024年産のワインが紹介されました。
地域と一体になって石川を盛り上げる取り組みを年々加速しています

若手県職員に聞く能登観光の最前線

「『今行ける能登』の旅を考える」ワークショップを前に、石川県入庁3年目の山田佳穂さん(石川県観光連盟プロモーション事業部)が、県と連盟が実施する「今行ける能登」の取り組みを紹介しました。被災地能登の通行可能な道路や観光地・宿泊施設が地図上でひとめで分かる「デジタルマップ」を取り上げたほか、修学旅行や企業向けの震災学習プログラムについても解説しました。

石川県と観光連盟ではさまざまな取り組みで、被災地能登の観光を後押ししています

被災地の生の声として「受け入れ準備は整っているものの、観光客はまだ十分に戻っていない。今こそ来てほしいと願う事業者は多い」と話しました。学生と同世代の山田さんが日々、被災地能登の観光振興に尽力する姿に触れ、憧れのまなざしを向ける学生の姿も見られました。

業界人こそ知りたい! 学生目線の能登の旅

ワークショップでは21人の学生が5グループに分かれ、魅力的な能登の旅を考案しました。ターゲットは?予算は?広報はどうする? 初めて顔を合わせた学生同士、最初は緊張した様子も見られましたが、「能登」と聞いて思い浮かぶ言葉を出し合ううちに、次々とアイデアが広がっていきました。

意見を出し合い魅力的なプラン作りに没頭しています!

■都会の暮らしに疲れた若い人向けにNHK朝ドラ「まれ」をイメージした古民家に泊まって、癒やされてほしい!
■初日は「応援マラソン」と銘打って能登を自分の足で駆け巡り、疲れた翌日はバスで観光地を回ろう!
■大学生向けのPRは生協や学内掲示板を!学割があれば学生も気軽に参加でき、過疎地への移住促進にもなる!

グループごとに発表。いろいろな工夫が盛り込まれたプランが出ました

各班、趣向を凝らした発表を披露し、髙田代表も観光連盟職員も興味深く聞き入りました。金沢彩の庭ホテルの朝食ペアチケットが当たるベストアイデア賞には「第2のふるさと、石川の別邸」をテーマに和倉温泉やのとじま水族館、千里浜海岸などを巡るプランを発表したグループに決まりました。サークルや部活仲間の大学生グループをターゲットとし、珠洲での塩作り、輪島塗などの体験プランも提案。若い世代に向けて伝統産業や工芸品に触れる機会を提供していることや、旅先の情報をSNSで発信することで「新たな観光スポット」を作っていきたいとしたところが評価されました。受賞グループの今井圭さん(金大2年)は「能登は地震のイメージがあったが、食などのたくさんの観光資源があると気付いた。学生が今よりも能登の観光に興味を持つようになればうれしい」と話しました。

 石川県観光連盟の山崎正力プロモーション部長は「若いターゲット層への提案が多く、とても参考になった。今後、石川のさまざまな場所へ行った際、若い視点ならではの感想や現地での様子をSNSで発信してもらいたい。それ自体が復興にもつながる。そして勉強も頑張ってくださいね!」と、エールで締めました。

ワークショップの後はスイーツとともに、学生同士の交流を深めました

次回のishimoは・・・?

ishimoでは、3月12日(木)に企業訪問イベントを開催します。津幡町の有川製作所を訪れ、リアルなものづくりの現場を間近で見学できる貴重な機会です。年間600人以上が来場する人気の工場で、3Dプリンターを使った作品づくりも体験できます。定員は20名。お申し込みはお早めに。
>>詳しくはこちら

 ishimoでは、これからも学生の皆さんと一緒に、石川の未来を考える場をつくっていきます。「ちょっと気になる」「参加してみようかな」——その気持ちが、新しい一歩につながります。次回のイベントで、またお会いできるのを楽しみにしています。

【基本情報】

名  称金沢 彩の庭ホテル
住  所金沢市長田2丁目4番8号

アクセス・地図

金沢 彩の庭ホテル